児童発達支援・放課後等デイサービスの選び方|見学で見るべき5つのポイントを、療育保育士ママが解説

療育の選び方

こんにちは!ミタです。

「療育に通わせたいけれど、どこを選べばいいの?」「見学に行っても、何を見ればいいかわからない」——そんなふうに迷っているママ・パパさんへ。

私は療育の現場で働いた経験があり、親としても療育先を探して、5つの事業所を見学しました。そのうち3つは、契約しませんでした。

療育は、特別な資格がなくても働ける業界です。だからこそ、事業所によって質に差があるのも事実だと感じています。

この記事では、選ぶときの基本のポイントと、現場を知る親として「見学ではここを見てほしい」と思うことをお伝えします。

実際に足を運んでみて雰囲気を感じる

療育は、実は特別な資格がなくても働ける業界です。だからこそ、見学でどれだけ見極められるかが、とても大切になります。

私自身、親として5つの事業所を見学し、そのうち3つは契約しませんでした。その経験から、見学のときに見てほしいポイントをお伝えします。

専門職がいるかを確認する

資格がなくても働ける分、専門職がどれくらい在籍しているかで、療育の質が大きく変わってきます。

専門職(作業療法士・言語聴覚士・理学療法士など)がいる事業所は、いろいろな視点から子どもを見て、総合的にアドバイスをしてくれます。逆に、子どもだけを詰め込んだ”素人の集まり”に預けるのは、正直、危険だと感じています。これは、保育園で保育士として働いていた経験があるからこそ、はっきり言えることです。

あわせて確認してほしいのが、保育士が在籍しているかどうかです。

専門職の方の中には、保育の視点を持って子どもと接してくれる方もたくさんいます。ただ、必ずしもそうとは限りません。そんなときでも、保育士経験のある職員さんがいると、事業所の雰囲気が違ってくると感じています。

特に、まだ幼稚園や保育園に通っていない未就園児(幼児)をみてもらう場合は、保育士がいることが安心材料になると思います。

見学のときは、遠慮せず「専門職の方はいらっしゃいますか?保育士さんはいらっしゃいますか?」と聞いてみてください。

職員の、子どもへの接し方を見る

私が見学で一番よく見ていたのは、職員の雰囲気と、子どもへの声かけでした。

きつい言い方をしているな、と感じる場面があったり、逆に「〇〇さ〜」「〇〇じゃん」といった、お友達のようなラフすぎる話し方をしているだけだったり——そういう様子が見えたら、少し立ち止まって考えてみてほしいです。

大事なのは、子どもを「一人の人間として」関わっているかどうか。療育は”教育する立場”でもあるので、その意識があるかどうかは、接し方を見ればわかります。

そしてもう一つ。責任者(児発管)だけでなく、現場の他の職員さんの様子もしっかり見てください。私自身、児発管の方は知識も人柄も良い方だったのに、他の職員さんの様子を見て、契約を見送ったことがあります。実際に日々わが子と関わるのは、現場のスタッフだからです。

遊びと学習の場が分かれているか

見学のときは、お部屋の環境づくりにも注目してみてください。

私が「ちょっと違うな」と感じた事業所の一つは、遊ぶ場所と学習する場所が、はっきり仕切られていませんでした。

場の切り替えがあいまいだと、子どもにとっても「今は何をする時間なのか」がわかりにくくなります。遊びのスペースと学習のスペースが、きちんと分かれているか——これも、見学のときに見ておきたいポイントです。

子ども一人ひとりを、きちんと見られているか

事業所によっては、子どもの特性や必要なサポートの度合いに応じて、受け入れを工夫したり、クラスを分けたりしているところもあります。保育園で年齢別にクラスを分けるのと、近いイメージです。

「なぜこの子が療育に来ているのか」をきちんと考えて、その子に必要な療育をするための工夫だと思います。こうした判断をしている事業所は、障がいへの理解が深い支援者が多い印象があります。

私の場合は、息子がグレーゾーンだったので、「うちの子に必要な個別の療育の時間を、ちゃんと確保してもらえるだろうか」という点を特に気にして見ていました。お子さんによって合う・合わないは変わるので、わが子に必要な関わりをしてもらえるかという視点で見てみてください。

営業色が強すぎないかも見ておく

もう一つ、気をつけてほしいのが営業の雰囲気です。

私が見学した事業所の中には、見学のその場でLINEの登録をすすめられたところがありました。お断りしたのですが、見学後にも契約をすすめる電話がかかってきて、「この子をお金として見ているのかな」と感じてしまったことがあります。

見学後にフォローの連絡があること自体は普通ですが、こちらの気持ちを置いて契約を急がされると、子どものことを一番に考えてくれているのか不安になります。

療育を選ぶときは、子どものことを一番に考えてくれる事業所かどうかを、営業の雰囲気からも感じ取ってみることをおすすめします。

見学でチェックしたい5つのポイント

  • 専門職・保育士がいるか
  • 職員の、子どもへの接し方
  • 遊びと学習の場が分かれているか
  • 子ども一人ひとりに必要な関わりをしてもらえるか
  • 営業色が強すぎないか

まとめ

児童発達支援・放課後等デイサービスは、たくさんの事業所があります。その中からお子さまに合う場所を見つけるには、実際に足を運んで、自分の目で見ることが一番だと感じています。

私は5つの事業所を見学して、3つは契約しませんでした。専門職や保育士がいるか、職員の子どもへの接し方、環境づくり、一人ひとりへの関わり、営業の雰囲気。見学して初めてわかることがたくさんありました。

そして一番大切なのは、お子さまが楽しそうにしているか、「ここに行きたい」と思えるかです。保護者の方の「ここなら安心」と、お子さまの「ここがいい」が重なる場所が見つかりますように。

見学のときは、この記事のチェックリストを見返してみてください。

療育を始めるまでの流れは、こちらの記事でお話ししています。

→ 「うちの子、もしかして?」私が息子の発達の凸凹に気づいたサインと、相談するまでにやったこと

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