はちみつ容器で作る「ぽっとん落とし」|穴あけ不要・指先遊びの手作りおもちゃ

おうち療育

こんにちは!ミタです。

「折り紙がうまく折れない」「お箸がまだ使えない」——そんなお悩み、ありませんか?

実はこれ、折り紙やお箸そのものを練習するよりも、”手指を使う微細運動“を遊びの中に取り入れてあげるほうが、ぐんと器用さが伸びていくんです。

うちの息子も、手先がとても不器用でした。でも、手指に着目したおもちゃや遊びを意識して取り入れていったら、びっくりするくらい器用になっていったんです。

療育保育士として働いていたミタと、息子の実体験をふまえて、今日は「はちみつ容器で作るぽっとん落とし」をご紹介します。おうちにあるもので、しかも穴あけナシで作れますよ。

そもそも「ぽっとん落とし」って?どんな遊び?

「ぽっとん落とし」って、聞き慣れないと「なにそれ?」って思いますよね。

「ぽっとん」は、物を落とすときの音。子ども向けのおもちゃなので、こんなふうに擬音で呼ばれています。

遊び方はとてもシンプルで、”穴に棒を落とすだけ“。実はこれ、1歳ごろから楽しめる遊びで、最初は大きくて握りやすい物から始めて、だんだん細かい指づかいが必要な物へ——と、発達段階に合わせてステップアップさせていけるのが魅力です。

なので、お子さまの「今」の様子に合わせて、どんなぽっとん落としを選ぶか決めてあげてくださいね。

そして今回ご紹介するのは、”小さな穴に細い棒を入れる”タイプ“。ぽっとん落としの中でも、ちょっと高度なステップアップ版だと思ってください!

なぜ指先遊び(微細運動)が大事なの?

指先を使う遊びは、細かい作業を身につけていくための土台になります。

たとえば、お箸。お箸って、実はかなり高度な手の使い方なんです。指先まで十分に育っていないと、お箸だけをいくら練習しても、なかなかできるようにはなりません。ボタンやファスナーも同じで、手指を上手に使えるようになって、はじめて「自分でできた!」につながります。

療育の現場では、こうしたことが少しゆっくりなお子さんが、自信をなくしてしまう姿もたくさん見てきました。「僕はできないから」——そんな気持ちが、その子の意欲や自己イメージにまで影を落としてしまうこともあるんですよね。

もちろん「そんなことないよ、あなたはあなたのままで素敵だよ」と伝えてあげることは大前提。そのうえで、「できること」を少しずつ増やして自信を持たせてあげたい——これは、大人としての願いでもあります。

少し話がそれましたが、体全体の大きな動きから、手先の細かな動きへ。その発達を遊びの中でそっと後押ししてあげることが、お子さま自身の自信につながっていくんです。

ミタ
ミタ

療育の現場でも、指先遊びはよく取り入れていました

用意するもの

  • はちみつ容器 … 注ぎ口の穴をそのまま使います(穴あけ不要!)
  • ジョイントスティック … カラフルな棒。セリアで手に入ります
  • ハサミ … スティックを切るのに使います

ポイントは、はちみつ容器の”注ぎ口”。ここに最初から空いている穴をそのまま使うので、カッターやキリで穴を開ける必要がありません。中が透けて見える容器なので、棒が「ぽとん」と落ちる様子が見えるのも、子どもにとってうれしいポイントです。

作り方(3ステップ)

  1. 容器を洗って、しっかり乾かす
  2. ジョイントスティックの端を3cmほどカットして、少し短くする(長すぎると持ちにくかったり、穴に入れにくかったりするので、少し短くすると扱いやすくなります)
  3. 完成!注ぎ口にぽっとん、と落として遊ぶだけ

容器に穴を開けないので、とっても簡単に作れます。

【必読】安全に遊ぶための注意

棒は、口に入れたり噛んだりすることがあります(噛み心地がいいのか、けっこう噛みたがる子がいるんです…!)。誤飲・誤咀嚼を防ぐため、遊ぶときは必ず大人が見守り、遊び終わったら手の届かないところに片付けましょう。

遊び方

この遊びのポイントは、”両手を使うこと”、そして”つまんで狙って入れること”。

実はこのおもちゃは、「つかんで落とす」がもうできるようになったお子さまの、”次のステップ”の練習になります。片手で容器を支えて、もう片方の手で棒をつまんで、小さな穴をねらって入れる——両手の連携と、指先のコントロールが自然と育っていきます。

ミタ
ミタ

療育でも「つかむ」から「つまむ」への移行期に、こういう遊びをよく使いました

慣れてきたら:キャップで「開け閉め」の練習も

はちみつのキャップ、捨てずに取っておいてください。実は、この開け閉めも立派な指先の練習になります。

  • 開ける・閉めるは、細かい指づかいの練習にぴったり
  • 小さくて細かい動きなので、必ず大人の目のあるところで
  • 最初のうちは無理をせず、ステップアップしてきた子に◎

「握って落とす → つまんで狙う → 開け閉め」と、同じおもちゃひとつで、遊びがどんどん育っていきますよ。

よくある質問(Q&A)

Q. 何歳から遊べますか?

A. 年齢よりも、“発達の様子”を目安にしてあげてください。

  • 指先を使い始めているけれど、まだちょっと不器用さ・ぎこちなさを感じる
  • スプーンや小さい物を「にぎる」ことはできる

そんなお子さまにぴったりです。年齢の目安は3歳ごろ〜ですが、いちばん大事なのは年齢ではなく、その子の”今”の様子です。

Q. うまくできない時は?

A. 大人が正面からはちみつ容器を持って、お子さまが入れやすいように一緒にやってあげましょう。「できた!」の成功体験が、次のやる気につながります。

まとめ|おうちで手軽に、指先を育てよう

はちみつ容器とジョイントスティックがあれば、穴あけナシ・数分でできる「ぽっとん落とし」。シンプルだけど、両手の連携や指先のコントロールがしっかり育つ、おうち療育にぴったりの手作りおもちゃです。

お子さまの「今」の様子に合わせて、無理なく、楽しく。遊びながら「できた!」を少しずつ増やしていけますように。

【手作り療育おもちゃシリーズ】
足裏マットの手作りおもちゃの作り方はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました