発達っ子の習い事が続かない|ピアノ・スイミング・体操・サッカーをやめたわが家の話と、5つ目に選んだ野球

発達障がい

こんにちは!ミタです。

「また習い事が続かなかった…」「周りに迷惑をかけているかも」と不安になって、この記事にたどり着いた方へ。

わが家の息子は、ピアノ、スイミング、体操、サッカーと、4つの習い事をやめました。そして、この夏から5つ目の野球を始めました。

この記事は、できる・できないの話ではありません。息子に合う環境を探してきた、わが家の記録です。療育保育士としても、親としても、習い事をやめることは失敗ではないと思っています。

同じように悩んでいる方の、次の一歩のヒントになればうれしいです。

わが家が通って、やめた習い事

ピアノ

最初に通ったのは、お姉ちゃんが通っているピアノ教室でした。指先を動かすのは良い刺激になると思ったからです。

ただ、まず落ち着いて座っていることが難しい。体幹が弱く、座る姿勢を保つのも大変でした。もともと本人は興味がなかったのに、私が連れて行ったのですから、やる気が出ないのも当然です。数分で床に寝転んでしまいました。

先生には「本人には、まだ難しいみたいです」とお伝えして、無理をさせずにやめました。

スイミング

息子は水が大好きで、「明日プール?」と毎日のように聞くほど、ノリノリで通っていました。水にも慣れて、潜ったりバタ足が上手になってきたころのことです。

順番を待つ場面できちんと並べていないことがあり、コーチに「ちゃんとやって!」と強い口調で注意されました。水の感触を求めてしまう息子には、待つ時間が難しかったのだと思います。

ただ、年中の子どもには強すぎる言い方に感じました。そのあと息子は「あのコーチ、怖い」と話すようになり、プールが好きとは言わなくなりました。

ミタ
ミタ

それでも私の「続けてほしい」という希望もあり、通い続けました。

息子なりに頑張っていましたが、左右のバタ足の強さが違ったり、クロールで左腕を回すのがぎこちなかったりと、難しい場面も出てきました。難しいことが、少しずつ「やりたくない」に変わっていったのかもしれません。

クラスが上がると、また同じコーチが担当になるかもしれない。その不安もあり、退会を決めました。(スクールには、子どもへの声のかけ方について、匿名でお伝えしました。)

体操

スイミングをやめるなら、と探して始めたのが体操です。鉄棒や跳び箱をするのではなく、ルールのある遊びの中で、体の発達を促していく習い事でした。

療育保育士として見ても、遊びの中で発達を伸ばせる運動はすばらしいと思いました。体験した息子も「楽しい!やりたい!」と言ったので、始めました。

でも、始めて少しすると、ルールを聞いてみんなと同じように動くこと、順番を待つことが難しい様子が出てきました。規律のある場所は、息子にはまだ難しいのだな、と感じた場面でした。

コーチは1人か2人で、フォローには入ってくれますが、つきっきりというわけにはいきません。親はホールの端で見るスタイルだったので、私も並ばせるなどのフォローをしていました。ほとんど参加しない日もあり、行く意味があるのかなと思うようになりました。本人のやる気も、そのころにはなくなっていました。

サッカー

サッカーは、幼稚園のお友だちに誘われて、本人もノリノリで始めました。

初めは楽しくやっていましたが、教えてもらったことを練習するのは、あまり得意ではなかったようです。「できないからやらない」と、うまくいかない場面を見せたくなかったのかもしれません。練習せずに、別の場所で遊んでいることも多くありました。

足技やドリブルは、コツコツ練習しないと身につきません。それがなかなか続きませんでした。試合でも、ボールの動きが速く、流れについていくのが大変そうで、集中力も続きません。自分の前にボールが来て、やっとボールを見る、という様子でした。

そのうち練習に行きたくなくなり、小学校低学年の途中でやめることにしました。息子は、サッカーが好きではなかったのだと気づきました。

サッカーそのものについては、こちらの記事でも書いています。

→ 発達障害があってもサッカーは上手くなる!

やめたのは失敗ではなく、環境との相性だった

どの習い事も、始めるときは「楽しそう!」と興味津々の息子でした。

4つをやめてみて、息子に合わなかった場面を並べてみると、共通点がありました。

  • 長い時間、座り続ける(ピアノ)
  • 順番を待つ(スイミング、体操)
  • ルールを聞いて、みんなと同じように動く(体操)
  • 速い流れについていく、コツコツ練習を続ける(サッカー)

どれも、決められた流れに合わせて、座ったり、待ったり、同じように動いたり、続けたりすることが求められる場面でした。

これは、息子の力が足りなかったということではないと思っています。習い事が求めることと、息子の特性が重ならなかった。ただそれだけのことです。

合わなかったから、やめた。そして、合う場所を探した。それは、失敗ではなく、息子に合う環境を見つけるための大事な一歩でした。

5つ目に選んだ野球で、変えたこと

5つ目に選んだのは、野球です。

今回いちばん大きかったのは、息子が自分から「野球をやりたい」と言ってくれたことです。パパがずっと野球をしていて、いつかやらせたいと思っていたので、私たちもうれしい気持ちでした。小学校のお友だちが入っていたことも、きっかけになりました。

続けられている理由を、息子なりに考えてみると、こんなところかなと思います。

  • 野球は、一つのことに集中して取り組める。打つときは打つ、走るときは走る、守備のときは守備と、やることがわかりやすい
  • パパが野球をしていたので、放課後も野球で遊べる
  • 仲の良いお友だちが、1人2人ではなく、たくさんいる

今のところ、息子は楽しく続けられています。ただ、まだ始めたばかりです。これからまた、合う・合わないが出てくるかもしれません。そのときは、また一緒に考えようと思っています。

習い事を選ぶときに見ているポイント

4つの習い事をやめて、私が大切にするようになったのは、コーチや先生の雰囲気です。

みんなと一緒に動くこと、言われたとおりに動くことを何より大切にする先生は、発達障がいやグレーゾーンの子には合わないかもしれません。その子の状況に合わせようとしてくれる気持ちがあるかどうかは、見学や体験のときから、わかると思います。

習い事の見学・体験で見ていること

  • コーチや先生の声のかけ方(強い口調になっていないか、その子を見て声をかけているか)
  • その子のペースに合わせようとしてくれるか
  • 順番を待つ時間が長すぎないか
  • ルールや役割が、子どもにとってわかりやすいか
  • コーチ1人あたりの子どもの人数と、保護者がそばでフォローできるか
  • 体験したとき、本人が楽しそうか

療育先を選ぶときの見学のポイントも、こちらの記事に書いています。習い事を選ぶときにも、通じるところがあります。

→ 児童発達支援・放課後等デイサービスの選び方|見学で見るべき5つのポイントを、療育保育士ママが解説

「周りに迷惑かも」と不安なとき

サッカーでは、息子の特性をチームには伝えませんでした。伝えるかどうかは、お子さんや環境によって違うと思います。わが家は、伝えない代わりに、できるだけそばでサポートする形でした。

練習に入れないときは、息子のペースを待ちつつ、戻れそうなタイミングで声をかけました。個別のサポートをしていた、という感じです。

そして、サッカーはスポーツなので、子ども同士のぶつかり合いが起きます。低学年のサッカーは、子ども同士のぶつかり合いが起きやすく、息子も手を出してしまうことがありました。そのたびに、相手の親御さんに謝りました。親同士の関係が、とても大切だと感じています。

「迷惑をかけているかも」と不安になるのは、周りを気にかけているからこそ、だと思います。ひとりで抱え込まず、できる範囲で、周りの方とつながっておくことが、安心につながりました。

まとめ

わが家は、4つの習い事をやめて、5つ目の野球にたどり着きました。

やめるときは、「続けられなかった」と感じてしまうこともあります。でも、今は、合わなかったからやめて、合う場所を探しただけだったと思っています。

習い事で悩んでいる方へ。やめることも、選択肢のひとつです。お子さんに合う環境は、探せば見つかります。

お子さんが「楽しい」「好き」と思える場所と、出会えますように。

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