発達特性のある子は才能あふれる存在|親の見方が変わると毎日が楽になる

発達障がい

「保育園でまた集団行動できなかったって言われた…」
「落ち着きがなくて、家でも外でもヘトヘト」
「こだわりが強くて、思い通りにならないと大癇癪」

発達っ子ママ・パパなら、誰もが一度は通る道ですよね。

こんにちは!ミタです。
療育現場で保育士をしながら、発達グレーゾーンの息子を育てています。

仕事でたくさんの発達っ子と関わって、家でも我が子と向き合って…
正直、毎日くたくたな日もたくさんあります。

ですが、保育士として・母として何百人もの子と向き合ってきて、
私は心からこう思うんです。

「発達特性のある子は、才能あふれる存在」だって。

今日は、療育保育士の視点もふまえながら、
発達っ子の「困りごと」の裏側に隠れた才能についてお話します。

読み終わるころには、きっと「うちの子、やっぱり最高だな」って思えるはず。
肩の力、抜いて読んでくださいね。

発達特性=「困りごと」だけだと思っていませんか?

ミタ
ミタ

園や学校でこんなふうに言われると、ズーンと落ち込みますよね。

  • 「集団行動がちょっと苦手みたいで…」
  • 「お友だちとのトラブルが多くて…」
  • 「指示が通りにくいんです」

家でも外でも、よく聞く特性のあるある。

  • 落ち着きがない
  • こだわりが強い
  • 空気を読まない
  • マイペースすぎる

私も息子のことで何度悩んだかわかりません。
「育て方が悪いのかな」って、自分を責めた時期もありました。

でも、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。

それって本当に「欠点」でしょうか?

療育の現場で何百人もの子を見てきて気づいたのは、
特性の数だけ、才能のタネがあるということ。

実は、特性の裏側には才能が隠れている

発達っ子の「困りごと」を、視点を変えて見てみましょう。
驚くほど、すごい才能が見えてきますよ。

落ち着きがない → 行動力・好奇心の塊

じっとしていられないのは、世界中に「面白いこと」を見つけているから。
大人がスルーするものを、次から次へとキャッチしているんです。

療育の現場でも、「動きが多い子」ほど発見の天才。
床のシミにも、窓の外の鳥にも、ちゃんと気づいて教えてくれます。

こだわりが強い → 集中力・専門家気質

気になったことをとことん追求する力は、研究者やクリエイターの素質

「同じ電車の動画を100回見る」
「ミニカーを毎回同じ順番で並べる」

それ、大人がやろうとしてもできない驚異的な集中力ですよ。

空気を読まない → 正直さ・本質を見抜く力

忖度しないからこそ、本質をズバッと突く言葉が出てきます。
「みんなと同じ」が正解じゃないって、本当は一番わかってる子。

マイペース → 自分軸がしっかりしている

周りに流されないって、大人になってから本当に大切な力です。
「この子なりのペース」は、立派な個性。

会社員になってから「自分のペースを大事にできる人」って、
意外と少ないんですよね。子どものうちから持っているのは、すごい武器です。

切り替えが苦手 → 一つのことを大事にする力

「次やるよ」がなかなか通らないのは、
今やっていることを最後までやり遂げたい気持ちが強いから。

これって裏を返せば、責任感や粘り強さにつながる才能。
療育の現場でも、切り替えが苦手な子ほど、決めたことをきちんとやり切ります。

つまり、困りごと=裏返せば強みなんです。

「うちの子、ダメな子じゃない。
ただ、まわりとはちょっと違う光り方をしてるだけ」

そう思えたら、見える景色がガラリと変わりますよ。

特性のある子は「環境」と「味方」で化ける

ここ、本当に大事なところなのでお伝えさせてください。

療育の現場で実感していること。それは、
発達っ子は、環境と関わる人で別人のように変わるということ。

環境子どもの姿
否定される環境自信を失い、生きづらさを抱える
受け止められる環境のびのびと自分の魅力を発揮

「ダメな子」と言われ続けたら、どんな子だってしぼんでしまいます。
逆に「あなたはあなたでいい」と言ってくれる人がそばにいたら、
ちゃんと自分の力で立ち上がっていく。

だから、才能は「育てる」より、まず「削らない・守る」こと。

親の役目は、この子の光を消さないこと
それだけで、本当に十分なんです。

親ができる「味方になる」3つのステップ

「味方になる」って言っても、具体的にどうすればいいの?
そう思う方も多いと思うので、療育保育士としてもおすすめの3つのステップをお伝えします。

① まずは「観察する」

叱る前に、ちょっとだけ観察。
「なぜこの子は今これをしているんだろう?」
そう考えるだけで、行動の意味が見えてきます。

走り回るのは、エネルギーが余っているから?
癇癪は、伝えたいことが言葉にならないから?
理由がわかれば、対応も変わります

② 「できてること」を口に出す

「立派!」「すごい!」じゃなくていいんです。
「靴履けたね」「お茶飲めたね」みたいな、当たり前のことでOK。

発達っ子は、注意される回数が他の子より多くなりがち。
だからこそ、「できてる」を言葉にしてあげることが、自信の土台になります。

③ 「比べる相手」を変える

他の子と比べるのをやめて、過去のわが子と比べる

「先月よりお話できる言葉が増えたね」
「去年は泣いてた場面で、今日は我慢できたね」

その子なりの成長は、必ずあります。
親の目が一番、それに気づける場所です。

親が味方になるだけで、子どもはこんなに可愛く見えてくる

これ、不思議なんですけど…
「私が味方になる」と決めた瞬間から、子どもの行動の見え方が180度変わります

  • 落ち着きがなく走り回る → 「好奇心がとまらないんだな」
  • 信号の数を全部数える → 「観察力がすごいな」
  • 食べる順番にこだわる → 「儀式を大切にする人なんだな」

イライラしてたはずの行動が、ふっと「愛おしい」に変わる瞬間が必ず来ます。

公園でどこまでも走っていく息子を、「まってー!」と追いかけていた日のこと。

突然ぴたっと立ち止まって、「ママ、むし!」って満面の笑みで教えてくれたんです。

あんなに遠くまで走り回りながら、ちゃんと小さな虫を見つけていた。

「この子、ただ走ってるんじゃなくて、全部ちゃんと見てたんだ」

そう気づいた瞬間、胸がいっぱいになりました。

それから、息子が走り出しても「何を見つけるんだろう」ってちょっとワクワクするようになって、追いかけるのが修行じゃなくなったんです。

「この子らしいな」って思えるエピソードが増えるほど、毎日は確実に楽になりますよ。

「天才的かも?」と思える瞬間がきっとある

ミタ
ミタ

発達っ子と暮らしていると、ふと「えっ、天才なのでは?」って思う瞬間が訪れます。

観察力

細かいところに気づく目。大人がスルーする違いをちゃんと見ている。
「ママ、髪型変えた?」を一番に気づくのは、だいたい発達っ子。

記憶力

電車の路線、ポケモンの名前、車のナンバー…
驚くほど覚えていて、私はもう何度クイズに負けたかわかりません。

発想力

「そんな組み合わせアリ?」っていう、自由すぎる発想。
固定観念がない分、アイデアが無限に湧いてきます。

正直さ

忖度ゼロの言葉に、ハッとさせられる瞬間がある。
大人が見失っている「本当のこと」を、ちゃんと知っている子。

「うちの子にも、これある!」って思ったあなた。
それ、間違いなく才能です。

大切なのは「伸ばす」より「削らない」こと

子育て本を開くと「才能を伸ばそう!」って書いてあるけど、
発達っ子に必要なのは、もっとシンプルなこと。

  • 無理に「普通」に合わせさせない
  • 他の子と比べすぎない
  • できないことより「好き」を守る

これだけで、子どもはちゃんと自分で伸びていきます。

療育・保育の現場でも、本当によく見る光景があります。
それは、「好き」を尊重された子どもが、自分から動き出す瞬間

親が頑張って引き上げるんじゃなくて、邪魔しないこと。
肩の力、抜いていきましょう。それで大丈夫です!

しんどかった外出も「この子の世界」を知る時間になる

「外出=大変」だった日々も、見方を変えれば宝物の時間に。

  • 予定通りいかなくてもOK
  • みんなと同じ楽しみ方じゃなくてもOK
  • この子なりの「楽しい」を一緒に発見する時間

「帰るよ」と言っても全然聞いてくれない。

地面に埋まった石を掘り出すことに夢中で、声もかけられない。

「もう!なんで帰れないの!」って、心の中でため息をついてたあの頃。

でも今は思うんです。

この子にとって、その石はお宝なんだな。掘り当てた瞬間の顔、すごく真剣だったな、と。

ディズニーや公園、お出かけが「修行」だったあの頃の私に、今なら言ってあげます。

「大丈夫。この子の世界を知るチャンスだよ」って。

楽しみ方は人それぞれ。
「この子の楽しい」に寄り添えたら、それが一番のお出かけです。

▶ 発達っ子とのお出かけのコツは、こちらの記事もあわせてどうぞ。

まとめ|発達特性のある子は、最高の個性を持っている

最後にお伝えしたいこと。

  • 大変な日があるのは、事実
  • でも、可愛くて、面白くて、唯一無二
  • 味方がそばにいれば、ちゃんと輝く

発達特性のある子は、才能あふれる存在
親であるあなたが、世界で一番のファンでいてあげてください。

毎日全部はムリでも、1日5分だけでもいい。
「あなたのこと、大好きだよ」が伝われば、それで十分です。

今日もお疲れさまでした。
明日もぼちぼち、いきましょうね。

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