こんにちは!ミタです。
発達障害があってもサッカーはできるのです!
それはチーム選びの中にも、サッカーを楽しく練習しながら上達するポイントはありますし、練習方法でもサッカー技術をのばすポイントがあります。
実際に発達に凸凹がある息子を育てる母でもあるミタ(筆者)が、実体験を通して息子がサッカーをする様子や成長過程、発達の視点を交えてお話します。
これからお子さまにサッカーを習わせようかと悩んでいるママ・パパのお役に立てたら幸いです。
発達障害のある子どもでもサッカーを習える?
発達障がいがあっても本人がやりたい気持ちがあればもちろん始められます。
親御さんのなかには、サッカーの動きについていけるのかな。負けたときの癇癪が心配。コーチの話を聞けるのかな。などと言ったことが考えられるのではないでしょうか。
現在の様子を見ての心配事だと思いますが、お子さんはサッカーを通して少しずつ確実に成長します。
実際にうちの息子は発達障がいのグレーゾーンで落ち着きのなさなどがありますが、約1年続けてみて成長を感じる場面が多々あります。
サッカーを習うことで人間関係や感情のコントロール、身体の動かし方を習得していってると感じます。
また、子どもに合った雰囲気と指導をしてくれるチームを探すことがポイントだと感じます。
意外と厳しいところの方がメリハリがあって練習が続く子がいたり、褒めることが中心の指導が合う子もいるでしょう。
また、障がい者サッカーやサッカー療育というジャンルもあります。お子さんにあった環境を選択してあげることが良いです。

サッカーを始めて良かったこと|発達障害の子どもが得られるメリット
サッカーを始めて1年。サッカーを始めて良かったことは沢山あります。
仕事では療育をする保育士の視点でサッカーをするメリットを考えてみました。
- 運動の能力の向上
運動の基礎、ドリブルの練習をするので、身体の使い方を習得できる。
- 体力の向上
走り込みをしたり、長時間の試合、1日(半日)練習で体力がつく。
- 仲間との関わり・協調性
スポーツをする仲間だからこそできる関わりがあり、サッカー仲間の中で協調性などが学べる。
- 感情のコントロール
負けて悔しい。勝って嬉しい。感情を表に出すことも大切です。
その気持ちをコントロールすることも必要な力で、経験することにより身についていくことが出来る。
- 社会性の発達(コーチ・先輩への礼儀・挨拶など)
挨拶や言葉づかいなど、親でない人との関わりで社会性が育つ。
- 注意力・集中力の向上
常にボールから目を離さずに追いかけるサッカーは、注意力と集中力を使う。
- 追視力(目で追う力)
動くものを目で追いかけたり、自分が動いているうえで人やボールを見なくてはいけないので、目のトレーニングになる。
- 空間認知能力
ボールとの距離、人との距離を把握し、適切な距離感でプレーをしていくなかで空間認知能力が身についてくる。
- 自己管理能力
サッカーをするために何が必要なのかなど日頃から考えることにより、自己分析や目標を立てていくことができるようになる。
“好きこそものの上手なれ”という言葉があるようにサッカーが好きで取り組めば、こんなにも発達に良い効果が得られます。

うちもしばらくは発達の観点でも続けていきたいと思っています。私も息子のサポート頑張ります!!!
家庭やチームでできるサッカー練習方法|発達障害の子におすすめの工夫
お子さまの運動面で不器用なところがあるなと感じていたとしても、少しずつトレーニングをすることで上手にできるようになっていきます。
お子さんが楽しいと思える範囲で、発達に良く、サッカーにもつながる遊びをご紹介いたします。
① 家の中にボールを置いて「触れる習慣」をつくる
発達障がいのある子は、ボールに慣れるまでに時間がかかることがあります。
リビングなど日常の空間にボールを置いておくだけでも、「自然に触る・蹴る・転がす」習慣がつきます。
ボールの存在を身近にすることで、苦手意識を減らし、動きのスタートをスムーズにします。
柔らかい軽量ボールやスポンジボールを使うと家の中でも安心です。
ポイント
- テレビを見ながら足で転がすだけでもOK
- 家の中でも安全に扱えるボールを選ぶ
- 「触ることが楽しい」と思える環境づくりが第一歩
② ステップ練習で体の使い方を覚える
リズム感や体の使い方を育てる「ステップ練習」は、発達障がいのある子に効果的です。
チーム練習でも活用されるラダー(はしご状の道具)を使ったり、床にテープでマス目を作って足踏み練習をしたりできます。
足を交互に動かす動作は、集中力や体幹のバランスも高めます。
おすすめ練習
- 前後ステップ・左右ステップ
- 手拍子や音楽に合わせたステップでリズム感アップ
- 1マスずつ声を出しながら動くことで集中力を育てる
③ 目とカラダの協調練習で「見て動く力」を育てる
ボールを「見る」→「蹴る」動作は、目とカラダの協調です。
発達障がいのある子はこの連動が苦手な場合もあるため、遊びながら練習しましょう。
家庭でできる簡単な協調練習
- カラーボールを見て、言われた色だけを蹴る
- 目印コーンを見て、指示された方向にドリブル
- ネットを使ってリフティング練習
「見る」と「動く」を意識する練習を重ねることで、試合中の判断力もアップします。
④ アジリティ・バランス感覚を高める遊び練習
発達障がいの子にとって、体のバランスを保ちながら動くことは大きな課題です。
アジリティ(俊敏性)とバランス感覚を楽しく育てるために、遊びの中でトレーニングを取り入れましょう。
おすすめ練習
- バランスボール・バランスストーンで体幹トレーニング
- コーンを避けながらジグザグ走り
- ミニハードルでアジリティ(俊敏性)を高める
- 片足立ちやケンケンで「止まる」感覚を練習
身体をコントロールする力がつくと、転びにくくなり、サッカー以外の運動にも自信が持てます。
発達障害の子どもに合うサッカーチームの選び方|地域の少年団と法人のクラブチームの違い
サッカーチームと言うと、地域のサッカーチームとプロに教えてもらえるサッカーチームを思い浮かべるかと思います。
それぞれのメリット・デメリットを、実際に地域のクラブチームでサッカーをしている体験をふまえてお話します。

地域の少年団とは?特徴と雰囲気
地域の少年団は、地元の小学校や自治体を中心に活動している、ボランティア運営のサッカーチームです。
アットホームな雰囲気を感じるところが多いでしょう。
法人クラブのように会社が運営しているわけではないため、月謝は比較的安いことが大きなメリットです。練習場所は学校の校庭や地域のグラウンドなど、身近な環境で行われることが多く、送り迎えも負担が少ないのが特徴です。
一方で、指導はボランティア中心のため、コーチの経験や教え方には差が出ることがあります。
発達特性のあるお子さんにとっては、温かく受け入れてもらえる環境である一方、指示があいまいだったり、練習の流れが分かりにくい場合もあります。子どもに合う雰囲気かどうかを見極めるには、体験や見学がおすすめです。
少年団は「地域の仲間と長く関われる」「親子で成長を見守れる」場でもあります。まずは楽しくサッカーに触れたい、無理なく続けたいという家庭にはぴったりの選択肢です。

うちは地域の少年団サッカーチームに入っています。地域の仲の良いお友だちと一緒というのは息子にとって嬉しそうです。
法人のクラブチームとは?目的と運営体制の違い
法人(株式会社やNPOなど)が運営するサッカークラブは、「仕事としてサッカーを教える」チームです。地域の少年団が保護者や地元の指導者によるボランティア運営であるのに対し、法人クラブはコーチが有資格者で、給料をもらって指導しています。
運営が会社組織のため、練習場所やスケジュール、保険などの体制が整っており、安定して活動できるのが特徴です。また、「育成を重視」「個人の技術向上」「楽しみながら成長」など、チームごとに明確な方針を掲げています。
発達特性のあるお子さんにとっては、指示がわかりやすく、見通しが立てやすい練習スタイルが合う場合もあります。段階的な練習や個別フォローがあるチームなら、安心して続けやすいでしょう。
一方で、月謝やユニフォーム代などの費用は少年団より高め。活動日も多く、送迎が必要になることが多いです。その分、指導やサポートの質が高く、長く続けることで大きな成長が期待できます。
見学や体験時には、コーチの声かけや子どもの反応をよく観察して、「うちの子が安心して通えそうか」を確かめるのがおすすめです。
サッカー療育を受けられる放課後等デイサービスの利用
サッカーチームの他にも、サッカー療育を受けるという方法もあります。放課後等デイサービスの中にはサッカー療育を特色として取り入れているところも意外と多い印象です。
実際に息子もサッカー療育を始めました。たまたま通っている放課後等デイサービスにサッカー療育があり、自然に始められたのです。
息子は楽しくサッカー療育を受けています^^
療育でサッカーができるメリットをまとめてみました。
サッカー療育とは?
- サッカーの動きを通して5領域を育てる療育プログラム。
- 勝ち負けではなく、“できた”体験を積み重ねることを目的としている。
- 発達障害やグレーゾーンの子どもでも、遊び感覚で楽しみながら運動できるのが特徴。
放課後等デイサービスで行うサッカー療育の内容
- 体幹・バランス・協調運動を養う運動メニュー(例:ボールタッチ、ステップ練習、ミニゲーム)
- チームでの関わりを通じて「順番を待つ」「相手の気持ちを考える」などの社会的スキルを練習
- コーチや指導員が療育の視点で声かけやルール設定を調整している
一般のサッカーチームとの違い
- 発達特性を理解したスタッフがいる(保育士・児発管・作業療法士など)
- 子どもの特性に合わせて難易度や関わり方を調整できる
- 「上手になる」よりも「楽しく体を動かす」「自己肯定感を高める」ことが目的
こんな子におすすめ
- チームプレーが苦手、集団に入るのが不安な子
- 運動の不器用さ、バランス感覚、集中力を伸ばしたい子
- 通常のサッカースクールではペースが合わなかった子
やはり、発達への理解がある施設やスタッフがいることは、保護者として大きな安心につながります。

発達特性のある子どもは「できるのにやらない」と誤解されやすいため、本人の特性を踏まえた声かけや関わり方の中で、自己肯定感を育てながら療育してもらえると本当にありがたいですね。
まとめ:発達障害があってもお子さまに合った環境で、サッカーを通して成長できる!
お子さまがサッカーをする環境はたくさんあります。それは発達に特性や凸凹があってもです。
「サッカーやってみたい!」というお子さまの一言がきっかけではじめる子が多いのではないでしょうか。
初めは上手くいくこといかないことがあるかと思います。その時に周りのコーチや療育関係者に相談してみても、いいかもしれません。
まずは、楽しくプレーする!サッカーって楽しい!とお子さまが思えたら嬉しいです。
その子それぞれの場所でサッカーができますように。


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