こんにちは!ミタです。
「ディズニーに行きたいけど、子供の体力が心配…」「受給者証はあるけど、どう使えば待ち時間並ばずに過ごせるの?」
そんなママ・パパへ。この記事では、受給者証を使った待ち時間対策『DAS(ダス)制度』と、子供連れの実体験に基づく活用法をご紹介します。
私の息子は放課後等デイサービスに通い、療育を受けています。療育手帳はもっていません。
私の息子のように受給者証だけで、DAS(ダス)制度の利用ができます!
DAS(ダス)制度を利用して年2回ディズニーにインパする、私の実体験を元に、受給者証を持っているお子さまのディズニーの周り方をご紹介いたします。
ディズニー初心者でもわかりやすいように解説していきますので参考にしてくださいね^^
ポイント
- 受給者証を持つ方でも安心して楽しめる制度あり
- 子供の負担を減らし、家族全員が笑顔で過ごせる
- 割引チケットを使えばコスト面でもお得
ディズニーで受給者証を使うとどうなる?【DAS制度の基本】
ディズニーリゾートでは、障害福祉サービス受給者証・療育手帳・精神保健福祉手帳などを持つ方が対象の「DAS(ディスアビリティ・アクセス・サービス)」が利用可能です。
この制度を使うと、アトラクションのスタンバイ列に並ばずに、表示待ち時間と同じ時間を別の場所で過ごせる仕組みです。
たとえば60分待ちなら、列に並ぶ代わりに60分後に戻ってくる形になります。
家族も一緒に登録・利用可能なので、小さなお子さまの受給者証をつかいたい場合でも安心です。

待ち時間はどれくらい短縮される?【実例と目安】
DAS(ダス)は「待ち時間がゼロ」になるサービスではありません。
あくまで、長い列に立ち続けずに別の場所で待てる仕組みです。
実際に利用した待ち時間の目安
私がこれまでDASを利用したときは、表示されている待ち時間からおおよそ5〜10分ほど短くなることが多かったです。
例:60分待ち → 約50分後に案内
朝イチや人気アトラクションの場合
開園直後など、みんなが集中するタイミングでは、DAS(ダス)登録自体にも列ができることがあります。
その際、キャストさんが考慮してくれれば、20分ほど短縮されるケースもありました。
ただし、これはあくまでその時の状況やキャストさんの判断次第です。
これまでの体験から感じたこと
- 登録時に受給者証の確認や説明があるため、5分〜10分は時間が必要です。
- 混雑状況やキャストさんによって引いてくれる時間に差があるのが正直なところです。
DASの利用方法|キャストへの申し出から利用開始までの流れ
「DAS(ダス)ってどうやって使うの?」とドキドキしている方のために、申し込みの流れを分かりやすくまとめました。初めてでも安心ですよ♪

1. キャストにDAS(ダス)利用をしたいと声をかける
入園後、利用したいアトラクションの並び列にいるキャストさんに「DAS(ダス)を利用したいです」と伝えましょう。別のキャストさんに案内されることもありますし、その方が対応してくれることもあります。
2. 手帳・受給者証・チケットを提示する
DAS(ダス)を利用するには、対象となる本人の受給者証を提示します。障害者手帳、療育手帳でも大丈夫です。キャストさんがスマートフォンのようなもので手続きしてくれますので、家族全員のパークチケットも一緒に登録します。
この時、アトラクションに乗る家族全員がいるようにしましょう。確認があります。
3. 顔写真をパシャッ
DAS(ダス)を利用されるお子さまの顔写真を、その場で撮影します。これはDAS(ダス)利用の確認用なので緊張しなくて大丈夫!これにより、次のアトラクション利用時の確認がスムーズになります。

ミタの息子は毎回ピースしてニコニコ笑顔で撮っています♪
4. 登録完了!その後アトラクションの説明を聞き、好きなところで順番待ち
アトラクションの待ち時間をキャストさんが教えてくれます。アプリにも登録されるので、忘れてしまってもご自身で確認することもできます。時間になったらアトラクションの入り口にいるキャストさんに「DAS(ダス)利用で戻ってきました!」と言えば、案内してくれますよ。
DAS(ダス)は「すぐ乗れる」サービスではなく、待ち時間を別の場所で過ごせる仕組みです。
ですので、待ち時間に他のアトラクションに乗ることはNGです。トイレに行ったり、カフェで休憩したりはOKなので、お子さまの負担もぐっと減ります。
子供連れ家族におすすめの活用方法
DAS(ダス)待ち時間は「自由時間」なので、こんな活用ができます
- トイレ・オムツ替え
- 軽食・水分補給
- フォトスポットで記念撮影
- お土産の下見
特に発達障害を持っているお子さまは、待ち列でじっとしているのが難しいことが多いため、DAS(ダス)は大助かりです。

合流利用サービスとの違いと選び方
DAS(ダス)と似た制度に「合流利用サービス」があります。
- DAS(ダス):待ち時間を別の場所で過ごし、家族全員で案内
- 合流利用:家族が列に並び、本人は列に並ばず合流
合流利用サービスは、対象となる本人のみが別の場所で待てるサービスなので、お子さまだけでは難しいですね。
妊婦さんが使いやすいサービスになるかと思います。
ですので、小学生以下のお子さまがいる家族はDAS(ダス)がおすすめです。
受給者証を持つ人が利用できる割引チケット
障がいのある方向けの1デーパスポートは、本人+同伴者1名まで対象で、
- 大人:6,500〜8,700円程度(通常より約1,000〜2,000円お得)
- 購入はオンライン・アプリで可能
4人家族の場合は2回に分けての購入になります。障がいのある方向けチケットと一般チケットは一緒に購入できないからです。
また、入園の際に受給者証の提示を求められますので、チケットのQRコードと一緒に準備しておくと良いでしょう。
DAS利用の注意点とスムーズな回り方
- 登録に必要なもの:受給者証、ディズニーのアプリ内チケット、本人(写真撮影のため)
- 予約中は他アトラクション利用不可(ショップ・レストランはOK)
- 入園後早めに DAS(ダス)の登録をしておく
人気アトラクションは開園直後は待ち時間が1日の中で最も長くなります。
みなさん、混んでいるから早目に並んじゃおう!という考えですね。
ですので、混雑日は待ち時間の短いものでDAS(ダス)登録をして、人気アトラクション以外をどんどんテンポ良く乗っていくことがおすすめです!
人気アトラクションは少し待ち時間が短くなった時に、DAS(ダス)で予約してから、食事を取るような戦略も。
そして、夜になると人気アトラクションも待ち時間が短くなります!特にパレードやショーの時間は狙い目です。
丸一日いる場合は参考にしてみてくださいね。
実際に行って感じたメリット・デメリット
ディズニーでDAS(ダス)を利用して感じたメリットとデメリットをまとめてみました!
メリット

- 子どもの負担軽減
並び時間が長いと子どもは飽きてしまい、立っているのも苦痛になってしまいす。多動傾向にあるお子さまは動きたくなって機嫌が悪くなってしまったり、待ち列で色んなところを触って他の人に迷惑をかけてしまう場合も。
別の場所で過ごせることで、気分転換ができ、アトラクションを楽しむことができます。
- 家族全員で行動しやすい
せっかくの家族旅行です。兄弟はアトラクションに乗りたいのに、待ち時間のことを考えると本人を連れて並ぶのはできないな。別行動にしよう。と思わなくて大丈夫!DAS(ダス)を利用して家族みんなでの思い出が作れます。
6人まで利用できますので、子ども4人のご家族でもOK。
- アトラクションを理解してから乗れる
各アトラクションのDAS(ダス)を利用するのに、キャストからアトラクションの説明と緊急時にどんな対応になるか説明を受けます。
例としては、「緊急時に少し急な階段を降りることになりますが大丈夫ですか?」「緊急時に暗い道を歩くことになりますが大丈夫ですか?」など。
発達障害をもつ子どもの場合、パニックになりやすい状況(音や光)、対応できなさそうなアトラクション(エスカレーターの乗り降り)など苦手なこともあるかと思います。話を聞いて判断することができますので、無理そうだなと思えばその場でキャンセルしてOKです。
デメリット

- Qライン(アトラクション待ち列)の演出を見られないことがある
個人的に、ランドでは美女と野獣・スプラッシュマウンテン。シーではアナと雪の女王、ソアリンのQラインが好きです。
見れないということはないのですが、並ばないのでその場で止まらない限り、ゆっくり見れません。後ろから他の方がきている場合は進むしかないですね。
ソアリンはDAS(ダス)利用時にはエレベーターに案内され、最速でアトラクションに着きます。Qラインは楽しめないのでご注意を。
- 大人数の利用は難しい
最大利用人数は本人を入れて6人です。6人をオーバーしてしまう時は全員のDAS(ダス)利用はできません。親子3代旅行やお友だち家族と行く時などは、対象者以外は列に並ぶ必要がありそうです。
まとめ|受給者証で無理せず、自分たちらしいディズニーを
ディズニーは、誰にとっても特別な一日。
でも、子供の体力や特性、家族みんなのペースを考えると「楽しめるかな…」と不安になることもありますよね。
DAS(ダス)制度を使えば、長い列で我慢させることなく、休憩しながらゆったり過ごせます。
無理をしないことで、子どもも大人も、笑顔のまま一日を終えられます。
我が家はDAS(ダス)を使うことで「無理に全部を回ろう」とせず、“できたことを楽しむ”旅に変わりました。
待ち時間の間におやつを食べたり、写真を撮ったり、小さな幸せを積み重ねることが、一番の思い出になります。
ぜひ今回の記事を参考に、無理なく笑顔で思い出に残るディズニー旅行を楽しんでくださいね♪
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