こんにちは!ミタです。
100均の材料で作れる、療育現場で定番の教材を作っていきましょう!
トングを使うことで、手指の動きのトレーニングになります。
ふわボールを色ごとに色合わせができる教材なので、色の認識にもつながります。
発達に合わせた教材の設定が大切なので、どの年齢のお子さまでも大丈夫です!
低年齢のお子さまとは玩具として遊びで使ってOK。
個々に合わせて、課題を見出していきましょう。
トングを使うメリット
お子さまのためにトング遊びを取り入れてみようと思ったお母さま!とても素晴らしいです!
トング遊びを知ったのは何故でしょうか?保育園や療育先であったから?SNSでみつけたから?
箸がうまく使えなくて、調べているうちに、どうやらトング遊びから始めるといいみたいだとわかった方もいらっしゃるかもしれませんね。
トング遊びをすることで、親指と人差し指を使う経験ができ、後に箸や鉛筆を持つことにつながっていきます。
大きなトングから始めて、上手になってきたら小さくしていったり、硬めのトングに変えていったりというやり方もあります。
お子さまにとって指の力加減は、思っているより難しいものです。
段階を踏んで、少しずつステップアップすることで、本人の自信につなげていきましょう。
周りの子に比べて少し不器用かもと思ったら、今回紹介する【色合わせトング教材】を是非作ってみてください!
必要な材料
なんと必要な材料は100均のダイソーでそろいます!

総額440円!
(丸シールにはピンクがないので、ピンクのマッキーなどのペンがない場合は一緒に買いましょう。)
安いと気軽に作れますね。
色分けの作り方
それでは、作り方を説明します。
①白い丸シールをピンクで6個塗る。


②どこに何色を散りばめたいか仮置きしてみる。
③ふわボールをどかして、下に丸シールを貼る。

④完成~!!

簡単なので、不器用さんでも問題なしですね。
遊び方
①ふわボールをトレーやカップなどに出す。
(直に出してもかまいません)
②トングではさんで同じ色の場所に入れていく。
今後の手指の発達を促すステップ
トングが上手になったら、次はお箸に挑戦してみましょう。
もちろん難易度の低いトレーニング箸からで大丈夫です。
セリアにはバネのついているトレーニング箸が売っていました。(↓)

バネがついてる分、戻る力が働くのでやりやすい!
次のトレーニング箸は自分の指でパクパク動かす必要があります。うちの息子は2年ぐらいの間、セリアのこのタイプのトレーニング箸を使ってご飯を食べていました。(↓)

年中から年長のときですね。
不器用さがある子でしたが、小学1年生になる前に箸が持てるようになりました。結果とてもきれいな持ち方をしています。
手指と身体全体は相互につながって発達している
手を細かく使うのが難しそうだな。周りの子より不器用なのかな。と感じたら、身体全体の運動も観察してみてください。
身体の発達と手指の発達もつながっています。
赤ちゃんは寝がえりなど身体の中心から動けるようになり、やがてハイハイなどをして身体全体を使っていきますよね。
手指の方をみると始めはおもちゃも握れないのに、成長していくと細かいものもつまめるようになってきます。
身体全体だけでなく、手指だけでもなく、すべてを合わせて子どもの発達を把握していきます。
療育では、親御さんから手指の相談を受けた際に、粗大運動や感覚の発達を見直すことがあります。
手指の問題があるからといって、手指だけのトレーニングをすれば良いということではないのです。
外でアスレチックで思いっきり遊んだり、スイミングや体操で身体の使い方を遊びの中で学んだりしている内に、手指の発達が促させることもありますよ。
人間の発達って面白いですよね。
まとめ
100均の材料でできる色分けトング教材の作り方を説明しました。
時間もかからず、すぐに作れるので初めての教材づくりにもおすすめです。
小1の息子だけでなく、小6の娘もどれだけ早くできるかで遊んでいました。笑
ふわふわボールの感触も子どもうけが良いみたいです!
手作りの教材(玩具)で親子で楽しい時間が過ごせると、私も嬉しいです。
ぜひ作ってみて下さい。
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